「連合の法則」を駆使してみよう!

心理学に詳しい方なら「連合の法則」という言葉をご存知でしょう。これは、「1つの物に対する印象が他の物にも伝染する」という心理的な現象です。具体的な例を出して紹介していきます。

時間にルーズな人の例

たとえば、時間にルーズな人がいるとします。こちらは忙しいスケジュールから時間を割いて商談の予定を入れているにもかかわらず、相手が10分の遅刻をしてきました。相手が言い訳をしなければ、最初の1回ぐらいは許せるでしょう。しかし、このような遅刻が度々あったとすればどうでしょうか?

当然、その人には「時間にルーズな人」という印象を持ってしまいます。そしてここからが「連合の法則」です。「時間にルーズ」は悪印象ですが、その悪印象が他の物にまで伝染していきます。たとえば「その人が売っている商品」に対しても同じです。

「時間にルーズなやつが売ってるんだから、どうせ商品も大したことない」と、本来であればこの時点で商品の良し悪しは分からないはずなのに、「人」に対する印象が「物」に伝染してしまうことになります。そしてその人が、何かしらの企画を提案してきたとしましょう。しかしここでも連合の法則が働きます。

「時間にルーズなやつだから、本当に責任を持ってできるのか?」と、今度は「時間管理」から「責任感の有無」に伝染することになります。

連合の法則を上手く利用する

上記はネガティブな例ですが、連合の法則はポジティブな面でも働きます。たとえば、いつも時間通りにきっちり来る人には好印象が与えられますが、「この人は真面目な人だから、商品も信用できる」という考えになってきます。

つまり連合の法則を上手く使うには、「何か1つだけ好印象を持たれる部分を作り、その好印象は絶対に守り抜く」ことが必要です。最初は1つだけで構いません。どんな部分でも良いので、相手に好印象を持たれる部分を作って下さい。そして良いイメージを守り抜くことが出来れば、それが他の部分にも伝染していくことになります。つまり「最初の1つの好印象」を足掛かりに、そこから枝葉を伸ばしていく作戦と言えるでしょう。

最初の1つは何でも構いません。上記の通り「時間管理」でも良いですし、「その人と会う時はクツをピッカピカにしていく」でも良いと思います。あるいは相手が興味を持っていることを聞き出し、自分もそれを勉強して会話できるようになるなど、とにかく最初のステップで好印象を掴みとることが重要です。そして「よし!掴んだな…」と感じたら、その好印象は絶対に守り抜いてください。そうすることで、時間と共に様々な部分が良く思われるようになるでしょう。

連合の法則は、ポジティブとネガティブの両方に起こり得ます。もちろんネガティブな方に向いてしまうと、関係のない他の部分までも悪印象に思われ、仕事がスムーズに進むことはありません。

さらにプライベートでも、女性の気を惹きたいのであれば「1つの好印象」を作り、そこから信頼と安心感を徐々に広げていくことが可能です。

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