なぜ人は禁断の関係に惹かれるのか?やってはいけないことをやってしまうカリギュラ効果

カリギュラ効果とは?

カリギュラ効果とは禁止されるとかえってそのことが頭から離れなくなり、そのことをやりたくなってしまう心理効果の事を言います。簡単に言うと、某有名芸人の「押すなよ、絶対に押すなよ」です。元ネタはアメリカで制作されたローマの皇帝、カリギュラを題材にした映画でした。この映画はあまりにも激しいハードポルノな内容だったため上映禁止が相次ぎました。しかし、却って見たくなる人が他の上映をしている州まで押しかけ大ヒットしてしまったという現象に由来しています。これは恋愛面に当てはめるとロミオとジュリエット効果とも言われており、こちらは浮気や禁断の関係といった恋をしてはいけない関係だからこそ盛り上がってしまうという現象になります。互いに共通しているのは、やってはいけないと言われるとかえってやりたくなってしまうというものです。

ついやっちゃうんだ!という心理

基本的にカリギュラ効果とはやってはいけないことをついやってしまうことを言います。つまり立ち入り禁止と書いてあってもつい入ってみたくなるといったことです。ある実験では壁に穴をあけて、覗くなと書くと多くの人がのぞいてしまうことが判明しました。人間は原則として自分の行動を自分の意志や感情で自由にしたいと思うものです。しかし、禁止されるとそこにストレスを感じ、反発したくなるのです。子供の反抗期に見られる現象と同じようなものです。

日常生活に見られるカリギュラ効果

このカリギュラ効果を上手く利用しているのが広告です。例えば○○な人たちは購入禁止!と言われるとどんな商品か気になりませんか?こういわれて気になる心理がカリギュラ効果です。最近ではインターネットの広告でもあえて買わないでください!やおススメできませんというあえて否定的な言葉を使うことが多くなっています。雑誌の袋とじも、カリギュラ効果の一つで、見せてもらえないと見たくなるものです。

人間関係にも応用できるカリギュラ効果

やってはいけないことをやりたくなってしまうカリギュラ効果ですが人間関係にも応用できるのでしょうか?例として挙げると小さな子供が悪いことをやっていて注意しても聞かないことってありますよね?これもカリギュラ効果が働いている為に起きるものです。そこでダメというのではなく、やってみさせたりやったらどういう風に困るのかを教えてあげたりするといいです。この他にも浮気に悩んでいる時はあえてそのことを指摘せずにいることも一つの方法です。相手からすれば悪いことをやっているのになぜか指摘されないことに不安を感じることになるかもしれません。とはいえ匙加減も大切です。全く指摘しないのも考え物。知っているけど見逃してあげているのよ、といった感覚でいるのがいいかもしれません。

やってはいけないことをついやってしまうカリギュラ効果。人間の心理がこういうものであることを理解していればなぜやってしまうのかにも理解ができますし対策もとれます。何より利用するだけではなく自分の行いも正すことが出来ます。人間の心理を学んでより良い人間関係を築けるようにしましょう。


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