アイコンタクトと相手のトーンに合わせる技術

ビジネスシーンにおいて、相手から好印象を引き出すことは非常に重要です。たとえ仕事が出来る人でも、日本では「印象」を基準に評価を決める習慣があるためです。しかし、好印象を引き出すのは簡単な作業ではありません。お互いのフィーリングもありますし、とくに初対面では相手の情報が少なすぎると言えます。

一方、心理学を応用した技術を身に付けていれば、トークが上手でない人でも好印象を引き出すことは十分に可能です。そして数ある技術の中でも、「最初に実践したい簡単なもの」を紹介していきます。

相手のトーンに合わせる

相手が明るく話している時は明るく話し(あるいは明るく相槌を打つ)、相手が暗いトーンで話していればこちらも合わせる。また相手の声が大きい場合は、こちらも大きめの声で話し、相手の声が小さければトーンを落として話すというテクニックです。

どうでしょうか?非常に簡単なテクニックですが、そもそも「トーン相手に合わせる」はなぜ効果的なのでしょう?

まず「相手のトーンが暗い(あるいは声が小さい)」というケースで、こちらが明るく話したとします。するとどうしても上から目線のようになってしまい、相手からすれば「高圧的に感じる」となりやすいと言えます。「高圧的な人」を得意とする人などいないでしょう。そうして付き合いを続けていくうちに、あなたは相手から「苦手な人」と思われるようになっていきます。

一方、「相手のトーンが明るい(あるいは声が大きい)」というケースで、こちらが暗いトーンで話したとします。すると相手は会話の手ごたえを感じにくくなる傾向があります。「この人と話していても、のらりくらりな感じがする」となり、逆に相手に警戒心を植え付ける可能性が考えられます。

理想は相手のトーンに関係なく、トーク技術で魅了することです。しかしそれには一定の経験も必要ですし、才能だって必要です。したがって「私はトークが苦手だ」という場合は、「相手のトーンに合わせる」で逃げましょう。そうすることで悪印象を持たれることはなく、付き合いが長くなるほどに「気が合う」と思われるようになっていきます。

アイコンタクトの使い方

商談などで会話をしている時、相手の目を見ることが大切です。目をそらしたままでは「興味がない」と思われてしまい、これでは好印象を引き出すことは出来ません。しかし「見つめっぱなし」も考え物です。

たとえば相手が話し終わり、「いかがですか?」とこちらに振ってきたとします。この時、話し終わってから2秒程度は相手の目を見て、そこから少し目をそらしましょう。この「2秒ルール」を自然と使えるようになれば、「興味を持って聞きましたよ」という心理的なサインになります。

また、少し前傾姿勢で聞く方法も効果的です。こちらも「興味がある」のサインになると考えてください。

「相手のトーンに合わせて話し、アイコンタクトでは2秒ルール」を紹介しました。とくに「相手のトーンに合わせる」は誰でもできるカンタンなテクニックであるため、仕事相手と話す時は意識的に合わせる癖をつけてください。


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