「後光効果」で上手に生きよう

世の中には、どういうわけか、表面的な「ハッタリ」だけでするすると上手に処世していく人がいます。本質的にはそこまで魅力もないのに、彼らは一体どのようにして人に取り入って生きているのでしょう? 「世渡り上手」の秘密に、心理学で迫っていきましょう。

「後光効果」でサバイブ

あなたの周りにいる「世渡り上手」たちは、もしかして以下の条件を満たしていませんか?

・学歴が高い。(あるいは、親の学歴が高い)
・両親のいずれか、あるいは両方が有名人。
・身長が平均よりも高い。
・ファッションのセンスがいい。
・恋人・配偶者が十人並み以上の美男美女である。

初対面の人を判断するとき、人間は無意識のうちに、その人の人となりを周辺の情報で探ろうとします。つまり、上のような条件をいくつか満たしている人は、それだけで「立派だ」と判断されるわけです。本人そのものでなく、魅力的な周辺情報で本人の価値が高まる働きを、心理学的には「後光効果」と呼びます。「人間は中身だ」と言うのは所詮理想でしかありません。大体の人間は、見た目や周辺情報で、人の価値を判断するものです。

あなたにも出せる「後光効果」

「後光効果」は、ある程度まで自分で演出することもできます。もちろん、今から両親に有名になってもらうことも、身長を伸ばすことも、いきなり美人の彼女を作ることもできません。しかし、身だしなみやマナーに気を付ければ、「後光」を発することは可能です。

たとえば身なりや髪型を常にきちんと整えておく。あるいは、カバンや財布などの革製品だけは上質なもので揃え、きちんと手入れしたものを使う。洗練された対人マナーやテーブルマナーを身につける…そんな小さな努力で、自分の価値を上げられます。

また、自分の(決して高くない)学歴や出身地で「後光効果」を出すことも可能です。地元や出身校が同じだと、人は大体好印象を持つものです。つまり、親しくなりたい相手の周辺情報を知り、自分との共通点を見つけ、それを話題に出せばいいわけです。

「世渡り上手」と「後光効果」の関係性、理解できましたか? あなたも巧妙に自分の価値を上げて、「後光効果」を使い、この競争社会を上手に生き抜いていきましょう。

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