顔の左半分で心が読めます

人間の脳は左右で働きが異なっていると言われています。一般的には右脳がアイデアやヒラメキを作り出し、左脳が論理的思考を司っているとされています。必ずしも科学的に十分検証されているわけではありませんが、おおむねそうであると信じられているようです。それゆえ、左利きの人は右脳をよく使うために、アイデアマンが多いなどと言われることもあります。

脳が左右の使い分けをしているとすれば、顔にもそれが現れると考えるのは当然のことです。実際に顔の表情をよく観察すると、左と右とでは感情の現れ方が異なっていることが分かります。

顔の左と右とで異なる感情表現力

顔には耳も目もふたつずつあり、それぞれが別々に動くわけではありませんので、全く異なる動きをするわけではありませんが、全く同じ動作をするわけではありません。自分自身の顔を鏡に映してしげしげと見つめてみればわかりますが、若干ですが動き方に違いがあるのです。向かって左半分の方が表情を豊かに表します。観察者から見て顔の左半分の方が感情が表に出やすいという特徴があります。

笑った顔や怒った顔を自分自身で作って鏡で見てみると気がつくことができますが、わかりにくければ写真に撮ってそれをパソコンで加工してみてください。右半分だけを切り取りコピーしたものを左右反転してつなげてみます。同じように、左半分も作ってみます。でき上がった画像を比べてみれば、左だけをくっつけたものの方がその感情がはっきりと出るのがわかるはずです。怒った顔にせよ、笑った顔にせよ、人の表情は左半分により強く表れてきます。

右脳と左脳との働きの違いと、顔の左右の違いに関連性があるのかどうかはわかりませんが、明らかに表情への現れ方は異なっているのです。このことから、顔の左半分に注目すると、相手の気持ちを読みやすいということが分かります。

相手の顔を見るときには顔の左半分に注目するのもひとつの方法です

話している相手の目や口元を観察しても、なかなか感情が読み取りにくいときには、顔の左半分だけを見つめてみると感情が読み取りやすくなります。人の眼球は左から右へと移動する傾向になるため、どうしても右側に目線が行きがちです。それをあえて左に移して、向かって左側ばかりを見つめてみるのです。

そうすれば、感情がよりはっきりと出てくるため、相手の気持ちを理解しやすくなり、人間関係をより円滑に構築することができるようになります。表情が強く出る人の場合には、左半分と右半分で大きく顔つきが異なるケースもあります。そんな相手に接するときには、とても役立つ方法です。

人の顔には感情の現れ方が左右で異なります。向かって左側の方が本音が出やすいために、左半分に注目して心を読み取るクセをつけると相手の気持ちを理解しやすくなります。怒っているときも笑っているときにも、「左」に注目してみましょう。人間関係がスムーズになるはずです。


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