結局は見た目で決まるの?! 恋愛とルックスの関係

"男も女も見た目が良いに越したことはない"という風潮と"人は見かけによらない"という風潮。どちらの言い分にも一理ありますが、芸能人になれるレベルで生まれつき容姿の整った人は、全人類のうちのほんの一握りしかいません。多くの人からしたら"人は見かけによらない"と主張したいところですよね。

いくら美男美女でも、付き合ってみてから性格が悪かったら嫌でしょう?!しかし、心理学的に言っても、やはり恋愛においては見た目が重要なのだとか……。もしかしたらあなたも、知らないうちに恋人を見た目で選んでしまっているかもしれません。

同じレベルのルックスだと恋は成就しやすい?

街を歩いているカップル、電車に乗っているカップル、レストランで食事をしているカップル……数々のカップルを見ていて、ふと気がつくことはありませんか。ギャルとギャル男のカップル。ロックミュージシャンのようなカップル。見るからに大人しそうなカップル。美男美女のカップル。世の中のカップルには、似たような見た目、だいたい同じレベルのルックスのカップルが多いのです。『美女と野獣』のような不釣り合いな2人は、あまり見かけません。

このことは、"社会的交換理論"によって説明することができます。社会的交換理論とは、ざっくり言うと「対人関係をコストでとらえる感覚」のこと。たとえば、『美女と野獣』のように、野獣が美しいプリンセスへ求愛をするのは、現実的にかなりのリスクがともないます。ルックスのレベルがあまりにかけ離れていると、よっぽど他に自信でもない限り、野獣はフラれてしまう可能性が高いのです。したがって、野獣は「自分はプリンセスと価値が釣り合わない」と判断し、リスクの高い恋を切り捨ててしまいます。

つまり、美男美女に恋していないからといって「自分は人を見た目で選ばない!」とは言えないのです。自分と同じくらいの、"ほどほど"のルックスの恋人がいたとしても、結局はあなたも知らず知らずのうちに、その人のことを見た目で選んでいるのかもしれません。

結局、見た目で選んでいる! 見た目で伝えている!

恋人を見た目で選ぶのは、決して悪いことではありません。なぜなら、人間は相手に好意を伝える時も、93%は「声のトーン」や「表情」といった見た目を含む、言葉以外の感覚を使っているからです。

あなたは普段、恋人にどのように好意を伝えていますか。「丁寧に選んだ言葉」や「一生懸命に選んだ贈り物」と答える方は多いでしょう。しかし、どんなに言葉を選んでも、恋人の喜ぶ顔を想像して贈り物を渡しても、実際にもっとも相手に届くのは、あなたの表情をはじめとした見た目の情報や、声のトーンなどの耳から入ってくる情報なのです。

人間は頭で考えるだけでなく、さまざまな感覚を使っている生き物です。中でも、普段から頻繁に使う目から入ってくる刺激は、もっとも重要な情報のひとつ。したがって、恋愛において見た目を重視するのは決しておかしいことではありません。いわゆる"人を見た目で判断する"とは少し意味合いが異なるかもしれませんが、誰もが人を見た目で判断しています。ことに恋愛においては、その要素が強いということかもしれませんね。

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