恋を燃え上がらせる心理学テクニック

"映画やドラマと違って、現実の恋を燃え上がらせるのは意外と難しいもの。恋愛はエンターテイメントではありませんから、『タイタニック』のように"恋人と一緒に乗った豪華客船が沈没"なんてドラマティックな展開は、なかなかありません。

どうしたら自分の恋も、あれくらい燃え上がらせることができるの? 気になる恋の悩みについて、心理学をもとに考えてみましょう。

邪魔が入ると恋は燃え上がる!

恋人同士のロマンティックな物語として世界的に有名な戯曲『ロミオとジュリエット』。読んだことがなくても、あらすじくらいは知っている方が多いのではないでしょうか。若い恋人同士のロミオとジュリエットは、互いの家柄による事情から、周囲から交際を反対されています。しかし、そんな2人の恋は、周りの意見をよそに激しく燃え上がり……。

そんなロミオとジュリエットの恋は一見「周囲から反対されてかわいそう……」と感じられるかもしれません。しかし、ストーリーを心理学的に読み解くと、このように邪魔が入る状況がますます2人の恋を燃え上がらせている、というふうに解釈できます。恋に障壁があると、それによって気分が高揚し、より恋心が盛り上がっていると認知するのです。このように、邪魔が入ると恋が燃え上がることを、心理学では「ロミオとジュリエット効果」と呼んでいます。

もしかしたらあなたの恋も、"ライバルの出現"といった障壁があると、さらに盛り上がるかもしれません。ただし、本人にとってはその分かなり辛い状況となるのには間違いないでしょう。

遊園地でドキドキ! 吊り橋効果で盛り上がる恋

ロミオとジュリエット効果の他にも、恋を盛り上がらせるテクニックがあります。恋人と一緒に遊園地でデートをすれば、「吊り橋効果」で恋が燃え上がるかもしれません。

遊園地でデートと言っても、メリーゴーランドのようなまったりしたアトラクションに乗っているだけでは、効果が得られません。ジェットコースターやお化け屋敷をはじめとした、心拍数の上がるような乗り物にたくさん乗りましょう。ジェットコースターやお化け屋敷のように2人でドキドキする状況に置かれると、アトラクションによるドキドキを、恋のドキドキと勘違いしてしまうことがあります。冷静な時よりも気持ちが燃え上がりやすくなり、一緒にいる相手のことをいつも以上に意識してしまうのです。このような効果のことを、心理学では「吊り橋効果」と呼んでいます。

「吊り橋効果」という名前は、吊り橋上で行われた心理学の実験が由来になっています。実験の内容は、足元が安定した橋の真ん中と足元がぐらぐらした吊り橋の真ん中で女性に待機してもらい、そこを通りかかる男性に「ここに電話してね」と電話番号が書かれたメモを手渡すというもの。すると、足元がぐらぐらした吊り橋で渡した場合の方が、電話がかかってくる確率が高かったのだそうです。不安定な吊り橋によるドキドキを、初対面の女性に対するドキドキと勘違いし、気持ちが高まってしまったというわけですね。

今すぐ恋を燃え上がらせたいなら、邪魔が入るような状況を2人で乗り越えたり、心拍数の上がるような状況を2人で楽しんだりしてみましょう。上手くゆけば、これまでよりも情熱的に燃え上がる恋を味わえるかもしれません。


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