ノンバーバルコミュニケーションとは?

相手からの好印象を引き出すコツは多くありますが、ここでは「ノンバーバルコミュニケーション」という言葉に着目してみましょう。プレゼンや営業などでは、相手からの好印象を引き出すことが非常に重要です。しかし、長い時間をかける余裕はありません。まさに「短期決戦」の覚悟で、相手からの好印象を勝ち取る必要があります。

ノンバーバルコミュニケーションとは?

まずはノンバーバルコミュニケーションについて紹介していきましょう。ノンバーバルは「非言語」の意味であり、「言葉を使わないコミュニケーション」ということになります。たとえば「視覚」の切り口で例をあげると、会社の受付には見た目の美しい女性を置く場合が多いですが、それは会社の印象を良くするために敢えてそうしているわけです。「美人の受付嬢」を用意することで言葉を用いなくても印象操作ができるという一例です。

あるいは聴覚の面では、女性が男性の低い声に魅力を感じるように、実際に会話をしなくても好印象を引き出すことが可能です。

そして男性が最も気を付けたいところ、それが「臭覚」です。オヤジ臭、タバコの臭い、汗の臭いなど、臭覚も好印象or悪印象を決定する大きな要因となります。

では、会話をしなくても人間が五感で交わすコミュニケーションのうち、最も重要な感覚(聴覚や臭覚など)はどれでしょうか?それこそ「視覚」であり、視覚1つだけで相手からの好印象を引き出すことは十分に可能だと考えてください。

なぜ視覚なのか?

ではなぜ、視覚が最重要視されるのでしょうか?「メラビアンの法則」という言葉があります。これは、視覚や聴覚などで矛盾した情報を与えられた場合(明らかに見た目が男なのに、声は女性など)、人間はどの感覚を頼りに答えを見つけようとするかを実験したものです。

その結果、与えられた情報全体の55%を「視覚」で判断する傾向にあり、上記の実験の場合、声は女性でも視覚的に男性なので「この人は男だ」と答えを出すことになります(ちなみに、情報全体の38%は聴覚で判断する傾向にありますが、55%が視覚なので最終的には「男だ」と結論付けてしまうことになります)。

このことを考えると、見た目の重要性がいかに大きなものであるか、とくに短期決戦では視覚を最重要視したノンバーバルコミュニケーションが全てと言っても過言ではありません。

だからこそ、生活習慣を見直して顔色を良くしておき(血色良く見せる男性化粧品もあります)、スーツに汚れはないか、クツは磨いたかなどに徹底的にこだわっておきましょう。

ノンバーバルコミュニケーションは「言葉を使わないコミュニケーション」であるため、会話があまり得意でない人でも簡単に実践できる心理テクニックです。理想は「バーバルコミュニケーションとノンバーバルの両方を磨く」ことですが、まずは自分にとって短期的に伸ばせそうな方を鍛えてください。会話が得意な方は言葉で相手の好印象を引き出す方法を、苦手な方はノンバーバルコミュニケーションで引き出す方法を考えておきましょう。

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