派手なファッションの人はシャイで控えめ

ファッションは自己主張そのものです。地味な格好をしている人は何も考えていないと思われがちですが、あえてその服を選んできています。例えば目立ちたくないとか、チャラいと思われたくないなど、注目されたくないという心理の現れです。逆に派手な服装をしている人は、目立ちたい、注目されたいという気持ちの人です。あくまでも、自分の希望をファッションで表現しているだけであって、性格そのものではないことに気をつける必要もあります。明るい服を着ている、目立つ化粧をしている、髪をピンクや金色に染めているという人の中には、恥ずかしがり屋の人が少なくありません。

不良が髪を染めるのは目立ちたいから

中学生や高校性のいわゆる「ワル」の人の中には、髪を金髪に染めたりして、いかにもそれと分かる出で立ちをする人が多いものです。「俺はワルなんだぞー」と世間に対して主張しているわけです。十代で「ワル」になろうとする人たちは、親や教師、同級生たちなどから注目されたいという強い欲求を持っています。自分ひとりで不良になっていればいいのに、わざわざ人にもわかってもらいたいのです。そのために、学生服を崩して着こなしたり、髪を金髪に染めたりして自分の不良ぶりをより強調して演出します。

見た目はワルなのに、話してみると実はかなり礼儀正しい人だったりすることも少なくありません。また、いじめられっ子が自己防衛のためにワルぶった格好をしていることもあります。強さを演出しないと、弱さがバレてしまうためにそうしているのです。

ハデな服装の裏に隠された心理があります

洋服を選ぶときには誰でも、それを着ている自分の姿が他人からどのように見られるかを意識して決めるものです。単に着たい服を選んでいるのではなく、見られ方を気にします。衝動買いのように選ぶ人もいますが、そういう場合も、必ず瞬間的に「見られ方」の判断をしています。

ファッションには、周りからこう見られたい、こういう人になりたい、という願望が現れます。着ている物や化粧で表現されるイメージはその人自身の本質ではなく「願望」です。ですから、ハデは服装をしている人が必ずしもハデな人だとは限りません。むしろ、本質的にはおとなしい人、地味な人が多いのです。明るく見られたい、さっそうとしているとみられたい、かっこいいと思われたいという欲求が、ハデ目の服を選ばせています。

髪型や化粧にも同じことが言えます。目立つ色に髪を染めている人の多くは、シャイで控えめな人です。家庭に恵まれず厳しい思春期を過ごした人の中には、目立つファッションをする人が多いものです。

見た目の印象から敬遠してしまっている人の中には、心を開けずに寂しく過ごしている人もいます。見た目で判断して「ハデだからついていけそうにない」と感じる人であっても、心を開いて話してみると、意外なことに全然違う性格の人だったということもあるものです。目立つファッションの人にはそうした目線で接近してみると新たな人間関係が作れることがあります。

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